恋は盲目と言うが、人生には盲目である時間が大切なのである。盲目というと目の前が見えないことを指すが、目をつぶってみると心の中の思い出が、想像が蘇ってくる。実際、目の前にはいないのに目をつぶってみると目の前にいるように思える。見え過ぎたり、分かり過ぎたりということはこの世の中に生きていくには必要なことだが、恋愛には向いていない。いつでも盲目の状態に自分を置けることのほうが恋愛にとっては素敵なことなのである。
自分を賢く見せようとすることは愛には向かないものである。愛には賢さや大人っぽさより、純粋さ、子供のような無邪気さが大事である。その部分で共感することが出来ればいつまでも若く楽しい感性でいられるだろう。愛に年齢は関係ない。億劫な気持ちになることは恋人に失礼だと思うからである。悲しむことも同じで、恋愛をしたら前向きに朗らかにしているほうが恋人を幸せに出来るだろう。
この世には無数の人たちが住んでいるが、その中で出会う人は限られている。職場や自分の良く行く場所くらいでしか出会いは無いので、そんなに良い出会いは期待できないと思ってはいないだろうか。それは間違いである。幸せになりたいという気持ちで行動すれば、必ず場所は限られていたとしてもその中で出会いがある。わざわざ遠くに行かなくても、出会いは向こうからやってくるものなのである。